私の熊本震災復興支援

この4月16日に熊本県熊本地方に最大震度7の大きな地震が発生しました。更に4月19にかけてその余震が熊本県阿蘇地方、大分県中部とその範囲を広げ、大きな被害を発生させました。新幹線も動かず、空港も閉鎖される。更に道路も至るところで寸断されている。7月16日〜18日で予定していた黒川温泉行きは、一時諦めざるをえないかと思いました。その後新幹線が開通するなどインフラの回復が順調だったので6月初旬に黒川温泉の宿泊旅館に確認し、予定通り行くことにしました。ただ、せっかく熊本に行くので熊本地震後の現地の様子も見たいと思っていました。3日目の帰りの日、黒川温泉から熊本駅まで車で2時間位かかってしまい、震災地の現状を十分見ることはできませんでしたが、熊本駅に近い熊本城に行ってみました。





復旧は本当にまだまだこれからといった感じでした。熊本城の多くの建造物が国の重要文化財に指定されているので、その価値を落とさずに復旧することは大変だと思います。復旧するには専門家による学術的な見知からの検討が必要で、多分今はその最中でしょう。しっかりととした方針の基ですすめてほしい。いずれにしても熊本城は熊本の顔です。1日も早い復旧を願っています。
さて、熊本城の周辺を車で移動していると、熊本城の敷地から道路を1本挟んで熊本県工芸館の建物が目に入ったので、車を止め中を覗いてみました。予想通り熊本県の工芸品の販売を行っていて、被災者の支援を謳っています。


何か少しでも支援できればと思っていたので、展示している商品から一品でも購入しようと思い、私の好みの品を探しました。といってふだんそうしたものを見ることがほとんどないので〝見る目〟があるわけではありません。とりあえず写真の一品に決めました。5200円です。熊本県天草市の「水の平焼」で、海鼠釉(なまこゆう=海のなまこに似た色の仕上がりからこの名がつけられる)の元祖とされます。また天草島は全国唯一の陶石原産地とされています。これを機に陶器への理解を深めたいと思います。

地元熊本の百貨店で土産の利用を考えていましたが時間がありません。そこで熊本で最大の百貨店「鶴屋百貨店」のインターネットでお中元の利用をすることにしました。売上の10%は被災地支援に活用されるとのことです。私の熊本への支援の気持ちとして、しばらく(数年)お中元とお歳暮で利用したいと思います。参考のために連絡先を掲載しておきます。

鶴屋百貨店本店 写真 ウィキペディアから〉
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(株)鶴屋百貨店 顧客コミュニケーション部(ネット事務局)
〒860-8586 熊本市中央区手取本町6-1
代表電話 096-356-2111
直通電話 096-327-3215 (受付10:00~19:00※店休日を除く)
URL: http://www.tsuruya-dept.co.jp/
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ところで、みなさん!「九州ふっこう割」というのをご存知ですか?この間テレビのCMなどで紹介されたので知っている人も多いと思います。今回の熊本地震により九州全域のホテル・旅館で地震発生の直前までで入っていた予約が大幅にキャンセルになってしまいました。そこで国の支援も受けて今九州に旅行すると宿泊代などが大変安くなるという制度です。この制度を利用して今九州に行くことも復興支援の一環となるので紹介します。


「黒川温泉に学ぼう」の続編に着手します。投稿はいましばらくお待ち下さい。