〝あの天皇陛下からお言葉をいただく〟

                                                        January 24,2019

 


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葉山御用邸裏の大浜海岸を散策する天皇皇后両陛下 2019年1月23日】

 

  たいへん長い間「はてなブログ」をお休みしていました。もう最後の投稿から1年半ほどがたちます。いつも早く再開したいと思いながらこんなに長期にわたって休みが続いてしまっています。

   その理由ですが、一つは一昨年の秋からインスタグラム(以下インスタ)にはまってしまったことです。今までの私の「はてなブログ」投稿パターンに比べれば格段に短期間で(ときに撮った写真を簡単なコメントでその場で送ることもあります。)投稿することができます。いま私のインスタは二つのシリーズで投稿しています。一つは「日本の観光スポット紹介」、そしてもう一つは富士山の写真の投稿です。昨年10月に三重県伊勢市から神奈川県葉山町葉山御用邸近くに越してきて、歩いて10分で富士山の見える海岸に行くことができるようになりました。〝相模湾を挟んでそびえる富士の姿〟こんな光景を紹介しないわけにはいかないという衝動にかられました。それで「今日の富士」としてこちらもシリーズで紹介しています。

    二つ目の理由ですが、私のブログに投稿する内容が長すぎてとても時間がかかってしまうことです。最低でも1万字以上、最高で3万字を超えたこともありました。どうしてもうんちくを語ろうとしてその内容を確認するため書籍を購入し、読み込んで引用する(もちろん引用したことを明確にして)というパターンがよくあります。ですからはてなブログを投稿の原稿を書き始めてから投稿までは本当にそのことに集中しないと投稿できません。ちょっとした論文という感じでしようか(もちろんまだまだ内容は稚拙ですが)、インスタとのふたまたでどちらも投稿していくことは、正直自分の能力の限界を超えている気がしています。

    でもやっぱりなんとかはてなブログは続けていきたいと思っています。そしていつか「日本の国柄」について(日本の歴史、伝統、風土、将来など)書くことが自分の将来の夢、課題と思っています。

   さて、現在のブログの本格的な再会はもう少しあとのことになりますが、実は昨日大変な出来事があり、それに感激していて、その思いをぜひはてなブログでも伝えたいと思い、1年半ぶりに投稿することにしました。

 

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    昨日は私の人生でまたとない感動の一日となりました。それはあの天皇皇后両陛下が私の目の前に来て私に声をかけていただいたことです。本当に畏れ多い、感激の出来事でした。

 

     私が葉山に移り住んだのは昨年の10月。今回私が来てから初めて天皇皇后両陛下が葉山御用邸に来られました(1月21日に葉山御用邸に入られる)。職場の人から両陛下は滞在中に海岸を散策するとの話を聞いていたので、一昨日は逗子海岸にいって富士山の写真を撮ったあと葉山に戻り、午前9時半から10時45分くらいまで一色海岸で待ちしましたが、お出ましにならずあきらめて自宅に戻りました。そして昼食後午後1時半ころまた海岸に行きました。海岸に着いて警備にあたっている警官の方に話を伺うと「両陛下は今日は午前11時から1時間ほど散策した」といいます。何と午前中私が帰った後まもなく海岸に出て散策されたのです。がっくりです。そしてそれから待つこと2時間半、午後4時まで待ちました。両陛下は現れませんでした。

 

    そして昨日。

昨日の教訓を踏まえ、一色海岸には午前10時に行き、小型の簡易パイプ椅子を持ち込んで座って待っていました。

 

   そして10時30分、そのときがきました。

   パイプ椅子に座って持ち込んだ本を読んでいると、かすかなざわつきを感じて顔を起こすと正面にその両陛下の歩く姿があります。慌てて両陛下の方へ手を振りながら他の皆さん(10人ほど)と少し小走りで両陛下の方へすすみます。

   海岸にいても風はほとんど感じず穏やかな日和だったので両陛下も手袋はしていましたが真冬のこの時期にしては服装は比較的軽装でした。

   そしたら両陛下は戻ってこられ私たちの目の前に来てくれて、私たちに声をかけてくれました。

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               【私たちの目の前に来て話す両陛下】

   そして私にも天皇陛下が顔を向けてくれ、

「どちらからこられましたか?」

と声をかけてくれました。

そして私は、

「ここから700mほどのところでございます」

と答えました。

そして陛下から

「そうですか」

との言葉をいただきました。

会話はそれだけですが、でもあの天皇陛下から私の顔を見て声をかけてくれたのです。陛下と私までの距離1.5mほど。もちろんその距離で両陛下にカメラを向ける訳にはいきません。

   その陛下からのお言葉は私の一生の宝物としてそのシーンを自分の脳裏に収めておきます。

    

   それにしても報道関係者の姿は全くなく(昨日も同じ)、天皇皇后両陛下をお出ましを待つ方ももっといるのかと思っていましたが、たまたま海岸に来ていた方を含めても数十人でしょうか。簡単に数えることができる程度の人でした。私服警備の警察関係者の皆さんが十数名両陛下のすぐ後をついて警備にあたっていましたが、数ヶ所で海岸にいた皆さんと話しをしたあとは両陛下は静かに散策されていました。

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    【↑葉山御用邸裏口からすぐのところを歩く両陛下】


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                          【↑下山川にかかる橋を渡る】


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 【↑両陛下に駆け寄っていった子供に声をかける皇后陛下


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                             【↑大浜海岸を散策する】


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                          【↑両陛下に握手をする方も】


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【↑地図で御用邸の下の葉山公園は昔は御用邸敷地で馬場だった場所。その上は地図では白くなっていますがもう御用邸の敷地になります。】

 

  これからも私の論文だけでなくいろいろな出来事もその都度レポートしたいと思います。

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